■ 好 き な 場 所 ■


誰にでも思い入れのある場所は幾つかあることと思います。
私にも生きてきた長さの分、たくさん存在します。
それは季節によって違う表情を見せてくれることもあります。

ここでは少しずつ、少しずつ、
今の私にはなくてはならない「好きな場所」をご紹介して行きます。
同じ場所を好きな方はきっとたくさんいらっしゃることでしょうし、
では足を運んでみようかなと考えてくださるきっかけになれば嬉しく思います。
またオススメの場所を教えてくださることがあればもっと嬉しいです・・・。



三十三間堂New!

京都市東山区三十三間堂廻町657
phone075-561-0467

京都でいちばん好きな場所です。高校の修学旅行に行く前に読んだ資料で一目惚れ。それから必ず京都に行った時は、時間が許す限り寄っています。あの隙間なく並んだ千手観音像を見るたびに、悠久の歴史を思い、静かな気持ちになることができます。遠い昔、人の手で作られた美しい空間。1ミリたりともかなわないな〜と実感させてくれる。あと何回私はここへ足を運ぶのだろう。1989年、ここで購入した曼陀羅図は私の宝物。来るべき時が来たら、表装か額装をして飾りたいと思っている。

河井寛次郎記念館

京都市東山区五条坂鐘鋳町
phone・fax075- 561-3585

京都の町中にひっそりと佇む、河井寛次郎が暮らした家が今は記念館となっています。ゆっくりと時間をかけて、民芸運動の名残が息づいた品々たちを眺められる幸運。中でも、今にも火がおきそうな立派な登り窯と右の画像の書斎机がとても好きです。

http://www.studiomiu.com/kanjiro/

武井武雄の世界 イルフ童画館

長野県岡谷市中央町2-2-1
phone0266-24-3319(ミミズク)
fax 0266-21-1620

イルフは「古いの反対」、だから新しいという意味。「童画」という言葉も、武井武雄氏が作ったことばです。幼い頃からいかんなく才能を発揮し、素晴らしい刊本シリースや絵本を数々生みだしている。館内には他の作家さんの展覧会も随時開催され、知らぬ間に長居してしまいます。ラムラム王が案内してくれる世界も満喫できます。

旧白州邸 武相荘(ぶあいそう)

東京都町田市能ヶ谷町 1284
phone042-735-5732
小田急線鶴川駅から徒歩15分

2001年秋、公開に至った旧白州邸。周りは既に最近の景色になってしまっていますが、1歩中に入れば時間が止まってしまったよう・・・白州次郎・正子夫妻が暮らしを大切にし、そして色々な文化を吸収した跡を残すその佇まいはしばし息をのみます・・・美味しいお茶を頂いたり、散策したり・・・そう広くはないはずなのに長居をしてしまう場所です。

明月院(あじさい寺)

神奈川県鎌倉市山ノ内189
phone0467-24-3437
JR北鎌倉駅から徒歩10分

ここ明月院(明月庵)は永暦元年(西暦1160年)山ノ内経俊によって創建されました。紫陽花の季節、本堂まで続く石段の両脇にしなだれる花は見事です。しかしここはいつの季節も心を落ち着かせてくれます。
また時期によっては奥の庭園へも入ることが出来ます(拝観料とは別料金がかかります)。まだチャレンジしていない紅葉の季節、今年こそは行きたいと思います。
さて奥の庭園を円窓から望むこの写真、座卓の上にいる花入れの台は3羽のうさぎです(私のコレクションにもあります)。奥の庭園にも実は・・・・。



日々の暮らしの中で・・・TOP

HOME
inserted by FC2 system